アミタケ Suillus bovinus


径3〜11cm、半球形〜まんじゅう形〜浅皿状、表面平滑で赤褐色〜黄褐色、湿時強い粘性がある。
管孔 やや垂生しオリーブ黄色で短い、孔口は多角形で大小不同、やや放射状に配列、変色性なし。
3〜6×0.4〜1.2cm、上下同径〜下方やや太く、つばはなく、傘より淡色く粒点を欠く。
類白色〜淡橙色軟質で厚く、無味無臭、変色性なく、熱湯で全体が赤紫色に変色する。
胞子紋 オリーブ褐色。
発生環境 晩秋〜春、二針葉松林に群生。しばしばオウギタケを伴う。
胞子など 胞子は類紡錘形、6.5〜10×3〜3.5μm、シスチジアは長棍棒形〜類円柱形。
食毒 食。
異名/方言 [非常に多数あり、一部掲載] あぶちゃちゃ、あみ(こ)、あみこきのこ、あみこたけ、あみこぽたし、あみこもたし、あみこもだす、あみこもだせ、あみじこ、あみっこ、あみのめ、あめこだけ、あみじこう、あめだけ、あめんだけ、あらね、あらめ、あわこぱたし、いくじ、いぐち(なば)、うまのくそ、えきちきのご、えぐち(きのこ)、えのちきのご、おとこいくち、かにしめじ、かのこ(なば)、このはしめじ、じいたけ、じごぼ、じじごけ(どうしん)、しばいくち、しばごけ、しばたけ、しばはり、しばじこう、ずいたけ、すかし(きのこ)、すぎたけ、すど(う)し、ずるなば、ぜにいくち、ちゃしめじ、ぬのめ、ぬぺらこ、ぬべり、ねもじ、ねもつ、のっぺらこ、のべらこ、のべり、はちす、はりさし、ふ(う)たけ、まんじゅうたけ、めろこ、もちのべり....等々。




※本稿の記述にあたっては、「参照文献など」に記載の文献を参照させていただきました。