オオキノボリイグチ Boletellus mirabilis


径5〜15cm、まんじゅう形からほぼ平に開き、表面はビロード状の小鱗片に密に覆われ、暗い赤褐色でところどころに帯黄褐色の円形の斑紋がある。
管孔 淡黄色、のちオリーブ黄色を帯びる、傷つくと黄変する。孔口は管孔と同色。
長さ10〜15cm、著しい棍棒状で下方にふくらみ、表面は傘よりやや淡色で、縦長の網目模様におおわれる。
帯白色〜黄色、傘付近はややワイン色を帯び、変色しない、中実。
発生環境 夏〜秋、亜高山帯のコメツガなどの針葉樹林帯の朽木やその周辺にでる。
胞子など 長楕円形〜類紡錘形、17.5〜25.5×7〜9μm、表面平滑。
食毒 食。




※本稿の記述にあたっては、「参照文 献など」に記載の文献を参照させていただきました。