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2006年12月9日()
 
たった40数種なのに!
 
 「観察覚書」には、これまで思いつき的に採取したり、外出先でたまたま目に付いたコケを取り扱ってきた。数が少ないうちは、いつどこでどんな種を採取したのか、観察結果がどうだったのかは、すぐに見つけることができた。7月7日から始めて現在でもたかだか42件に過ぎないのだが、いろいろ困ることが出てきた。
 確かコツボゴケは前にも観察したような気がするがどうだったろうか。ウマスギゴケは今回は胞子体を観察したけれど、以前には配偶体しかみていなかったような気がするが、どうだったろう。こんな時ウロウロと探し回ることが多くなってきた。たった42種でこのざまである。今後数が増えてきたら、いろいろと混乱をきたすことは目に見えている。いまのうちに、何らかの手をうっておかないと収拾がつかなくなる。
 そこで、和名からや学名からでも観察覚書を検索できるようにした。今後数が増えてきてもこれなら安心である。まだ一度も観ていないコケなのか、既に一度は細かく観察したのかどうかも分かる。さらに、新たに胞子体観察を加えたり、雄株しか見ていなかった種で、新たに雌株らしきものを観察したような場合でも、これなら便利である。