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2008年10月23日(木)
 
ミズゴケ標本が溜まってしまった!
 
 7月から10月末までは、きのこの最盛期。さらに10月11日から上野の国立科学博物館で菌類の一大イベントである特別展「菌類のふしぎ」が始まった一昨年から、この菌類展に向けての準備作業をずっと手伝ってきたので、去年・今年と時間の捻出に悪戦苦闘してきた。
 特別展の開催が間近になると、連日の上野通いとなり、じっくりと採集品の観察をしている時間がほとんどとれなかった。野暮用も重なって、ここ半年は、細切れ時間を利用した観察しかできなかった。観察すべき部分が多くて時間のかかるものはおのずと後回しになってしまった。その結果、採集したミズゴケはほとんどが冷蔵庫の肥やしとなったまま現在に至っている。
 
(a)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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(m)
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(p)
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(q)
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(r)
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 ざっと数え上げたところ、採集したけれど同定作業は全く未着手のミズゴケ類は、今日現在で標本数で22となることが判明した。中には、新鮮な凾つけたミズゴケもあった(h)。すでに4週間が経過しているので、凾ヘ観察には耐えない状態になっていることだろう。
 手元に溜まった標本のうち、現地で撮影をしたものから18標本の画像を掲げてみた。画像の採取データを以下に記してみた。まだまだ、きのこ関連の仕事や作業に追われている。これらのミズゴケの観察・同定作業をできるのはいったいいつのことだろうか。

(a) 6月2日 三重県亀山市
(b) (c) 7月19日 岐阜県安房平
(d) 7月20日 山梨県富士山
(e) (f) (g) 8月31日 秋田県鳥海山麓
(h) (i) 9月27日 群馬県日光白根山麓
(j) (k) (l) 10月11日 群馬県万座高原
(m) (n) (o) 10月11日 長野県志賀高原
(p) 10月12日 群馬県白根山山頂近く
(q) (r) 10月18日 山梨県富士山

 なお、10月18日に採集したミズゴケ(q, r)は、富士山の三合目付近でシラビソの樹幹基部にイワダレゴケと混生していたものだ。この地域はよほど空中湿度が高いのだろうか。