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2017年2月12日() 今は練習素材をそのまま掲載
 長いことコケから離れていたことで、属の概念はもちろんのこと観察のポイントなどもほとんど忘れている。そこで、1月後半からルーペでじっくり見つめることから始めた。観察練習の素材は自宅庭とか家の近くの散歩コースで出会うコケだ。あわせて顕微鏡で葉身細胞を覗いてみたり、葉や茎の断面を切り出す練習などを開始した。なかなか思い通りのプレパラートは作れないが、遠からずある種の勘のようなものを取り戻せるのではないかと思う。
 以前の観察覚書には数値や形の詳細な記述を添えて記録したものが多かったが、今はそういった詳細な記録は省いて、むしろ主観的な感想などをこまめに記している。というのも、最近観察練習に使っているコケは、ほとんどがちょっと調べると、過去に詳細に記録した身近な種ばかりだからだ。自分にとっての未知種や観察覚書に未掲載のコケにであったら、それについては数値も含めてていねいに記録していくつもりだ。
 今はほとんどのコケで配偶体だけしか見られないが、三月になれば胞子体をつけはじめることだろう。その「コケの春」に備えて、もっぱら練習と勘の取り戻しの日々が続く。