菌学 基礎用語 (technical term)

アミロイド
amyloid。Melzer液による呈色反応の一種で、胞子などの膜や表面の突起などが淡灰色、灰青紫色、暗紫色またはほとんど黒色に着色する。
偽アミロイド
pseudoamyloid, dextrinoid。Melzer液による呈色反応の一種で、胞子などの膜や表面の突起などが赤褐色に着色する。
非アミロイド
inamyloid, nonamyloid。Melzer液による呈色反応の一種で、胞子などの膜や表面の突起などが淡黄色となるかまたはほとんど着色しない。
メルツァー液
Melzer液。胞子の呈色反応などを調べるのに使う試薬。組成はヨウ化カリウム、ヨード、抱水クロラールからなる。使い方は切片をアンモニア処理した後、水洗いしてMelzer液をかけて顕微鏡で観察する。反応によって、アミロイド、非アミロイド、偽アミロイドに分ける。