2002年6月19日(水)
 
(a)
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(b)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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 早朝の見沼地区にでるのはヒトヨタケ科のきのこばかりではない。ツブエノシメジ(a)、ツブカラカサタケ(b)、ハタケキノコ(c)、ナヨタケ属(d)、ヒビワレシロハツ?(e)、ハタケチャダイゴケ(f)などの常連は今朝も出ている。他にもツマミタケ、キツネノタイマツ、サンコタケ、キクラゲ、アラゲキクラゲ、アミスギタケ、スエヒロタケなどが見られた。
 ところで、ヒトヨタケの採取について、青木実氏が『日本のキノコ No.1』(1974)の中で以下のように記述されている。用語や内容はやや古いが、基本は今も同じだろう。
[ヒトヨタケ属研究の要点]
(1)採集の仕方。ヒトヨタケの仲間は、傘が開くと間もなくとけてしまう性質があるので、ひる間採集に出掛けたのでは、すでに消えてしまっていて、なかなか見つかりません。それで、採集は早朝にします。早朝といっても、なるべく早い方がよく、まだ、うす暗い頃から出掛けていって丁度よい位です。(中略) 種の同定に必要な部分はカサのりんぴと、胞子ですから、採集する標本は傘の開いたものより、つぼみの方がよく、(カサの開いたものでは、りんぴが落ちてしまっている場合が多いから。)、若し、つぼみがない場合は、カサだけでも採集する。(中略) つぼみは、若いものでは、胞子が成熟していないので、なるべく充分成長したもの(傘が開く前日に当るつびみが最もよい。)を採集し、表面のりんぴを落とさないように気をつけて持ち帰ります
(2)しらべ方。先ずカサのりんぴを調べます。(これで所属する節が大体分かります。) (中略) カサの中央部をスライドグラスになすりつけ、その部分を検鏡して、りんぴの有無をたしかめます。(中略) りんぴは、採集して、すぐに調べなくてはなりませんが、胞子は上部に出来ていて、時間がたっても変化することはありませんから、ひまが出来た時、ゆっくり調べればよいと思います。胞子は種の判定に大変役に立ちます。

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