2002年8月15日(木)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 先週に引き続き日光に定点観察に行ってきた。先週うっかり置き忘れたきのこ図鑑を回収することも目的のひとつだった。置き忘れた地点に行ってみると、図鑑は多少濡れていたがほとんど原型を保って無事だった。紙面はほとんどふやけたり波打っていなかった。ということはこの1週間ほとんど雨らしい雨が降っていないという証でもあった。
 図鑑を置き忘れた地点の周辺ではタモギタケ(a, b)が大発生(a)をしており、この倒木1本だけでも数十キロほど発生していた。今回もこの一本の倒木に出ているタモギタケの五〇分の一ほどを食用に採取したが、それでも十分すぎる量があった。ミズナラの倒木からはあちこちでオオカボチャタケ(c, d)が出ている。これは遠目にもとても美しい。その一部の切断面を撮影したのが(d)だ。近くのモミの大木の周辺からはフジウスタケ(e)がいくつもでている。その近くの小枝からはコチャダイゴケ(f)やら、独特の匂いをもったニオイカワキタケ(i, j)がいくつもでていた。サナギタケ(g, h)は笹藪の茂った斜面から出ていたので、掘り出すのに危うくギロチンをするところだった。今日はフクロツルタケ(k, l)もあちこちで大きな菌輪をなしていた。

日( )