2002年8月19日(月)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
 8月10日の「今日の雑記」で顕微鏡の接眼レンズに取り付ける簡易デジカメアダプタを紹介したが、その中の(ハ)(a, b)についていくつも問い合わせのメールをいただいたので、ここであらためて詳細に紹介しておくことにしよう。
 これ(a〜d)はKenkoの製品で、商品名は [フィールドスコープ デジタル撮影アダプターFS28](e) といい定価2,400円で、ニコンのクールピクス専用のものだ。大都市などの大型カメラ店などでは2,000円以下で販売されている。ネット通販でも取り扱われているが、こちらは定価の2,400円となっていた。
 もともとがフィールドスコープに装着して使うことを前提にしたものだが、うまいぐあいにほとんどの顕微鏡の接眼レンズにそのまま装着して使うことができる。数ヶ月にわたって、ほぼ毎日数回装着を繰り返して使ってみた(f, g)が、案外使えるのではないかとの感触を得た。手持ちの接眼レンズにそのまま装着できるのもよい。ただ、接眼レンズとの固定にやや貧相な3本のネジ(c)を使っており、これが細くて折れやすい。また、何度も取り付け・取り外しを繰り返していると、ネジがバカになって固定できなくなる。
 少なくとも8月10日に紹介した(二)の「テープグルグル巻き」よりははるかに安定して使える。コストを考えるとビクセンのデジカメアダプタよりはるかに安くつくが、使えるデジカメはCoolPix950シリーズに限定されるようだ。それ以外のデジカメを使う場合には、ビクセンの製品を使うしかあるまい。

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