2002年9月8日()
 
 迂闊だった。取り返しのつかない結果をまねいてしまった。帰宅して久しぶりにノートパソコンからデジカメ撮影データをサブマシンに転送しようとして驚いた。LAN上にサブマシンの姿がない。おかしいなと思って、チェックしてみるとシステムがすっかり空っぽになっている。別パーティションを切って格納しておいたデータも全くない。過去2年間のきのこ関連の撮影データ約4000点がすべて失われていた。内蔵ハードディスクが完全にフォーマットされている。このうち約2000点はCD-Rに焼いてあったが、残り半分は永久に失われてしまった。
 旅行中の1週間、自宅のサブマシンである卓上小形PCの電源を入れインターネットにつなぎっぱなしにしていた。ふだんの習慣で電源を切るのを忘れたまま旅行に出てしまったのが原因だ。
 この機械は80GBのハードディスクを内蔵しているので、おもにきのこ写真、それも検鏡データを中心に撮影データを格納するのに使用していた。最近再びトロイの木馬型のウイルスが頻繁にやってくるようになっていて、多少は気にしていたがまさかハードディスクをフォーマットされてしまうとは考えてもいなかった。多分知人のうちの誰かがウイルスに感染し、知らぬ間にアドレス帳から勝手にウイルスをばらまいているのだろう。
 今日は早朝からもっぱらハードディスクの消失データ復活をいろいろ試みてすべてが徒労に終わってしまった。夕方からは諦めてOSのインストールから開始してPCを再び使用できる状態にすることで一日が終わってしまった。非常に消耗した一日だった。PCは未だ単にOSが入ったのみで必要なアプリケーションはまだ全く導入していない。導入しなくてはならないアプリケーションはかなりある。あ〜ぁ気が重い。

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