2002年11月10日()
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 再び朝の秋ヶ瀬公園を歩いてきた。きのこの発生状況は昨日と全く変わりないが、いくつかのきのこを撮影して観察用にサンプルを持ち帰った。ハタケチャダイゴケ(a)の周辺は飛び出したペリジオールが多数絡み付いている(b)。よく見るとペリジオールのヘソの緒が白い紐のようにみえている。小型菌3種類(c〜e)はまだ調べていないが、いずれもウッドチップから発生しており、根元には白い根毛のような菌糸が見られる。一見したところナヨタケ属やらクリタケ属のようにみえるが、今はなんともいえない。念のために胞子紋もとってみることにした。
 チャダイゴケを観察していると、そのすぐ脇の老菌の近くにカマキリが白い菌に侵されて転がっていた(f)。体節を切ってみると内部にも白い菌糸が一面に詰まっていた。バッカクキンに侵されてしまったのだろうか。

日( )