2003年1月8日(水)
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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 セイタカイグチの胞子を6台の顕微鏡で覗き比べる作業は、実は昨日の夕方やったのだが、撮影データをパソコンに転送しようとするとエラーメッセージが出るばかりで結局読み取ることができなかった。ばかばかしい思いをしながら、気を取り直して今朝またゼロからやり直した。
 サンプルに使ったセイタカイグチは昨年9月20日に山梨県で採取したものだ。乾燥標本から胞子をスライドグラスに落として、その上からカバーグラスをかけた。ずれを防ぐためにカバーグラスの両端をセロテープで固定した。水もラクトフェノールも使わずに、そのまま対物40倍レンズで覗いてみた。こういうのをドライマウントというのだろうか。
 胞子の写真(a〜f)は昨日取り上げた顕微鏡と同じ順番で並べてある。なるべく同一条件となるように留意して撮影したのだが、コンデンサを絞り過ぎていることに気付かずにシャッターを切ってしまったものもある。パソコンやらOS不調のためやり直しはしなかった。
 デジカメはニコンのCOOLPIX950を使い、そのつどホワイトバランスを合わせて撮影した。装着方法は、三眼鏡筒をもつものは直筒部に、単眼・双眼のものは接眼レンズをはずして、アダプタをつけて撮影した。明日は水でマウントしたプレパラートで比較してみよう。

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