2003年6月2日(月)
 
ピスがカビにやられた!
 
 一月ほど前に、いわき市のNさんにいただいたピスは大切にプラスチックケースに密閉して保管していた。この間20本ほどを取り出して、再びきっちりとふたをしたのだが、これが裏目に出た。採取したてでまだ半乾き状態のものが何本か混じっていたのだろう。昨日再び何本か取り出そうとふたを開けたところ、上のほうの数十本の表面に緑色のカビが生えていた。他にも黒っぽいカビの生えたものがあった。
 キブシやニワトコ、ヤマブキなどの髄を取り出すと、一見乾いているように見える。ついそのままケースにいれてしまいがちだ。そのケースを密閉状態にしてしまうと、すぐにカビが生えてくる。できれば、十分に乾燥させてから格納するのがよい。特にこれからの季節十分な注意が必要だ。
 結局5〜6本はかなり派手に青色や赤色のカビに侵されており、別の20本ほどには内部までしっかり黒いカビが侵入していた。カビのミクロの姿を見るのならいざ知らず、これではピスとして役立たない。泣く泣くこれら30本ほどを廃棄した。

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