2003年12月21日()
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 岡山産ハツタケ(雑記2003年12月19日)がまだ健在だったので、今朝はヒダを切り出した(a)。倍率を一段上げると実質部の球形細胞の間に赤褐色の管状の組織がみえる(b)。さらに倍率を上げてみると薄膜で内部に色素のようなものが充満している(c)。いわゆる乳管菌糸(lactiferous hyphae)だろうか、メルツァーで染めると黒っぽくなり隔壁が明瞭にわかる(d)。担子器は水でマウントした状態ではかなり目が疲れる(e)。メルツァーで染めるとわかりやすくなった(f)。
 手元の生標本ヒダ切片にはどれもシスチジアがほとんど見られなかった。もともとハツタケのシスチジアは縁、側ともにとても少ないが、今朝観察したヒダでは5〜6ヵ所から切り出したうちわずか1切片にだけ側シスチジアが数個みられた。

 数日前になってようやく冬用タイヤに交換した。最近10年間で最も遅い交換であった。最近は冬場はもっぱら海辺に出かけるので、雪上を走行する機会は随分少なくなった。
 6年間使ってきたレーザープリンタを買い換えた。以前のものはネットワークには対応していなかったので、プリントサーバー経由でLANにつないでいた。今回購入したものは標準でネットワーク対応で、価格は以前のものよりも安い。ただ、その分(?)騒音がすさまじい。

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