2004年2月3日(火)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 知らない人もいるようなので図版入りの菌学用語辞典を紹介しておこう(a〜e)。菌類関係のやさしい用語集といえばこの本をおいて他にないだろう。
M. Ulloa & R. T. Hanlin, 2000 "Illustrated Dictionary of Mycology" (a)
ほぼA4版に近いサイズで大きいのと価格がやや高いのが難点だが、図やら写真をふんだんに使って専門用語が平易な英語でわかりやすく説明されている。
 こころみにcapillitiumという用語を引いてみた(b)。語源の由来、用語の説明、何枚かの写真(c)がある。参照項目としてpseudocapillitiumとparacapillitiumがあげられている。これに従ってparacapillitiumを引いてみた(d)。ここでも語源、説明、図(e)と基本的なことがわかりやすく示されている。すべての項目に冗長なほどに詳しい語源の説明が必ずついている。
 日本語や英語での言い回しなどがわかりにくいときには、日本菌学会「菌学用語集」で英−和、和−英を確認してから上記辞書にあたるとさらに理解が深まる。

日( )