2004年3月29日(月)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 昨日、千葉県内房の浜を観察してから、房総半島の内部に入り久留里城址と市原市民の森を歩いてきた。快晴の花見日和とあって、あちこちで観光客の車がごった返していた。早朝自宅を出て昼過ぎには帰宅していたので、渋滞を横目に見ながらのんびり帰宅できた。
 富津市の浜では昨年発生したミイラがまだきれいな姿で多数残っていた(a)。強風に砂がとばされてナガエノホコリタケが2本並んで柄をさらしていた(b)。この2本の柄の表面をみると、まるで別種のようにみえる。さすがにまだ今年の新しい菌は一つも発生していなかった。
 久留里城址は自然公園になっている。遊歩道ではチャムクエタケモドキ近縁種、イタチタケ近縁種をはじめ、クロハナビラニカワタケ(c)、クロハナビラタケ(d)などが見られた。ハイキングコース脇の斜面では樹木の根からシイタケ(e)が出ていた。その脇にはタマキクラゲやらヒメキクラゲ(f)が新鮮な姿をみせていた。シイタケとヒメキクラゲは食用に持ち帰った。

日( )