2004年3月31日(水)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
 先に採取して持ち帰った小さなニガクリタケはそのまま冷蔵庫に保管しておいた。写真では大きく見えるが、傘径は6〜12mmほどである。今朝それを見るとまだ未熟な幼菌だと思っていたのだが、胞子(a)、担子器(b)、クリソシスチジア(c)ともにすっかりできあがっていた。
 視野を動かしていくと妙なものにぶつかった。あらためて倍率を下げてみると、きのこの組織ではなく虫だった(d)。どうやらダニらしい。観察を中断して10分後くらいに再びプレパラートを覗くと、すでに視野に虫はいなかった。まだ生きていて、プレパラートの外に移動してしまったようだった。さらに低倍率にして探したが、結局みつからなかった。この虫にすっかり気勢をそがれて、今朝はこれ以上の観察はする気になれなかった。
 相変わらずウイルス付きメールが連日30件以上やってくる。特に昨日は80件以上もあった。ほとんどがW32.Netsky系である。これらの馬鹿げたメール群のために、肝心の重要なメールの受信がなかなかできない。これにはいい加減うんざりしている。

日( )