2004年5月19日(水)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 用事があって埼玉県熊谷市の近くまで行ってきた。途中で寄った小川町の自然公園にはウラベニガサの仲間がいろいろ出ていた。他にはキクラゲの一族(キクラゲアラゲキクラゲタマキクラゲヒメキクラゲ)、アミスギタケが多数見られたが、それ以外のきのこはイタチタケ属しかみることができなかった。ウッドチップに比べるときのこの数はまだまだ少ない。
 ウラベニガサ(a, b)、ベニヒダタケなどを持ち帰った。ウラベニガサの傘をスライドグラスに1時間ほど伏せてとった胞子紋はピンク系というより明るい黄褐色をしていた(c)。今朝は、ウラベニガサを顕微鏡で覗いて楽しんだ。胞子(d)や担子器(g)はさておいて、ヒダ実質の逆散開型(e)と多数の側シスチジアが特徴的だ。この仲間もヒダ切り出しが難しい。

日( )