2004年8月9日(月)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 昨日菌友4名で上州武尊北麓のブナ林を散策してきた。ツキヨタケ(a〜c)が立ち枯れのブナ一面に発生している姿をいくつも見ることができた。真っ暗な場所に置くと淡い蛍光色を放っている。ほとんどキノコはないと思って出かけたのだが、多くのキノコにであうことができた。
 ヒメベニテングタケツルタケカバイロツルタケドクツルタケコガネテングタケヒメコナカブリツルタケ、タマゴタケモドキ、シロツルタケなどのテングタケ科をはじめ、ヤマドリタケモドキ、コゲチャイロガワリ、アシベニイグチなどのイグチ類、多数のベニタケ科きのこ、そしてチチタケ、と思いの外ブナ林ではきのこが豊富であった。
 しかし昨日最も印象深かったのは、熊が木登り(d)をする姿を身近で見ることができたり、さらには樹上でのんびりくつろぐ姿を4〜5メートルの至近距離でじっくりと観察することができたことであった(e, f)。10分間ほど身近で挨拶(?)を交わしたが、とてもやさしい穏やかな表情をしていた。不要な刺激を与えることになるのでフラッシュをたくことができない。さらに逆光のため残念ながら熊の表情を捉えることができなかった。
 なお、ツキヨタケの蛍光色写真は、"Gallery ryna"のryna君に撮影していただいた。デジカメのEOS10Dによる映像である。

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