2004年8月11日(水)
 
無気力・脱力感
 
 新しいパソコンが届くのはまだ1週間以上先だが、届いたところでデータが戻ってくるわけではない。ただ、画像処理や標準的ネット環境が復活するだけだ。失ったデータの重みを感じる。8月1日以降に採集したきのこの大部分は、観察する時間もとれずに冷蔵庫に入ったまま腐らせたり、虫にやられてしまった。このところ顕微鏡写真はほとんど撮っていない。
 検鏡結果を文字で記録するのはまだしも、スケッチしている時間はとれない。顕微鏡写真を撮影する主たる目的は、スケッチ(=詳細な観察)の代用である。しかし、撮影結果を保存するのにあまりにも時間がかかり、それを放棄してしまっているのが現在の状態だ。今月に入ってきのこの切片を切り出したのは3〜4回、しかし撮影したのはたったの一度だけであった。

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