2004年10月22日(金)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 昨日台風が通り過ぎたばかりの日光を歩いてきた。人気のほとんど無いとても静かな散策を楽しむことができた。エノキタケ(a, b)、ヌメリスギタケモドキ(c, d)、チャナメツムタケ(e)、ムキタケ(f)、ヒラタケ、オシロイシメジなどの食菌はよく発生していた。化け物のように黒く太い柄をもった大きなエノキタケ(b)にも出会った。
 まさか今頃はもう発生していないだろうと思っていたのがニカワウロコタケ(g, h)だった。ブナ帯に入ると足の踏み場もないほどにウスキブナノミタケ(i)が無数に発生していた。このきのこの撮影はいまだかつて一度も成功していない。今回もまたダメだった。ミズナラの倒木からはオオワライタケ(j)が、ブナの倒木からはムキタケと並んで多数のツキヨタケ(k, l)が発生していた。
 激しい雨のなかを日光に向かってよかったと思ったのは、実に久しぶりにオドタケに出会えたことだった。ニカワウロコタケやコチャダイゴケにも出会えた。オドタケにいたっては、10年ほど前に大きな群にであったものの、それ以来ずっと出会えなかった。数年前にやっとのことで幼菌に出会ったのが最後であった。これらについては後日取り上げようと思う。
 昨日持ち帰ったツキヨタケもやはり全く発光がみられない(雑記2004.9.25)。今回はミズナラに発生するものと併せて、ブナの倒木から発生している新鮮なツキヨタケを何個体か持ち帰ったのだが、やはり全く発光現象を確認できなかった。

日( )