2004年11月18日(木)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
 近場の緑地帯やら公園にもきのこの姿がめっきり少なくなっている。しかし、広義の硬質菌であればほぼ通年観察できる。さいたま市の秋ヶ瀬公園に早朝でむいて、やや多汁で柔らかい肉質の白いきのこを採取してきた(a)。コナラの倒木にでていたのだが、表面の密毛が青色を帯びたものもある(b)。切断してみたり(c)、拡大してみた。
 胞子紋は青みを帯びている(e)。胞子を水でマウントしてみたがやはりとても見にくい(f)。フロキシンを加えると若干わかりやすくなった(g)。担子器は思いの外細長かった(h)。菌糸構造は一菌糸型で、実質部にも傘肉部にも大型で目立つクランプがある(i, j)。アオゾメタケのようである。

日( )