2005年1月30日()
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 今年は随分早くからツバキ樹下や、ハンノキ樹下にキンカクキンがでていた。自宅団地のツバキ樹下にも1月初旬からツバキキンカクチャワンタケが出ていた(a〜c)。今朝採取したものを、そのまま手でつまんで切片を作った(d)。次にピスに挟んで切り出した(e)。メルツァーで子嚢先端がきれいな青色に染まる(f)。
 このところ、時間さえあればケシボウズの胞子・弾糸ばかりみている。ケシボウズでは難しい切片作りは不要だ。気分転換のつもりでツバキキンカクチャワンタケを覗いたのだが、分厚い切片(d)や潰れた切片(e)を前にしてかえって気が重くなった。
 先日遠州灘から持ち帰ったケシボウズは、ようやく中田島砂丘で採取した群の仕分け・分別を終えた。胞子・弾糸を次々と対物40倍でチェックして仕分けする。まるでベルトコンベアー式流れ作業である。気になるものだけを油浸100倍で詳細に見る。ここ数日間だけで捨てたカバーグラスは数百枚になる。

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