2005年2月23日(水)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 久しぶりにさいたま市の秋ヶ瀬公園を歩いてみた。硬質菌、キクラゲ類、クロサイワイタケ科のきのこはあちこちの材に見られる。ウッドチップからは何も出ていない。ハンノキの落ち葉をどけてみるとキンカクキンがでてきた(a, b)。今年は1月はじめ頃からずっと発生が続いているが、撮影したのは今日が最初である。
 切片を切ったのは何日ぶりだったろう。このところケシボウズの胞子・弾糸しか見ていないので、切片作りとは無縁だった。やはり薄く切ることはできない(c)。托外皮が円形菌組織であることを確認して、すぐにメルツァーで染めた(d)。子嚢先端の孔の壁が青く染まる。さらに子実層から子嚢をバラして全体を見た(e)。この後、再度洗って子嚢をみると、先端の孔の壁とそれに続く子嚢表面だけが青く染まるを確認できた(f)。

日( )