2005年4月7日(木)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 昨日は北の丸公園の武道館で東洋大学の入学式があった。入学式に花を添えるかのように、千鳥ヶ淵の桜も一気に満開をむかえた。例年この時期、濠に浮かべたボートから桜を見るのを楽しみにしている。これまでしばしば、濠の土手にアミガサタケの姿を見た。今年は桜の開花も遅かったが、アミガサタケも見られなかった。
 文京区の大学構内ではトガリアミガサタケがすっかり成長していた(雑記2005.3.18)。まだ小振りだが成熟した個体がいくつもみられた(a, b)。頭部を切り出してみると、子実層はできあがっていた(c)。子嚢も成熟し(d)、放出された胞子には小胞もみられる(e)。3%KOHでマウントしフロキシンを加えると胞子がやや細めになった(f)。何でマウントするかによって、Q比(縦/横比)にはかなり差異がでる。

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