2005年4月18日(月)
 
 
ヤマネ
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
 土曜日(4/16)の奥多摩。荒れた林道に妙なものが転がっていた(a)。拾い上げてみると、小さな縫いぐるみ(?)だった。冬眠中のヤマネである(b)。
 斜面の上部から転げ落ちてきたのだろうか。手の中でつついても目を覚ます気配はない(c)。とても愛嬌のあるかわいらしい顔をしている(d)。危険な林道から安全な場所に移し、落ち葉の布団をたっぷりかぶせて、そのまま天祖山に向かった。
 数時間ほどして山から戻り、再びヤマネを移動させた場所をみた。相変わらず、スヤスヤと深い呼吸をして眠っていた。一名マリネズミとも呼ばれ、一年のうち半分近くを冬眠して暮らすと聞いているが、十分納得できた。
 天祖山は石灰岩の山である。急登が続くがとても気持ちよい径である。目的のきのこには出会えなかったが、とても幸せな一日だった。

日( )