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土曜日(4/16)の奥多摩。荒れた林道に妙なものが転がっていた(a)。拾い上げてみると、小さな縫いぐるみ(?)だった。冬眠中のヤマネである(b)。 斜面の上部から転げ落ちてきたのだろうか。手の中でつついても目を覚ます気配はない(c)。とても愛嬌のあるかわいらしい顔をしている(d)。危険な林道から安全な場所に移し、落ち葉の布団をたっぷりかぶせて、そのまま天祖山に向かった。 数時間ほどして山から戻り、再びヤマネを移動させた場所をみた。相変わらず、スヤスヤと深い呼吸をして眠っていた。一名マリネズミとも呼ばれ、一年のうち半分近くを冬眠して暮らすと聞いているが、十分納得できた。 天祖山は石灰岩の山である。急登が続くがとても気持ちよい径である。目的のきのこには出会えなかったが、とても幸せな一日だった。 |
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