2005年5月28日()
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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 先日はカンゾウタケの胞子以外の部分を観察した(雑記2005.5.26)。今朝は、胞子だけをとりあげた。あらかじめ、昨日のうちにカバーグラス2枚の上にカンゾウタケをかぶせておいた。図鑑などには胞子を「卵形」と表現しているものが多い。
 最初にカバーグラスに付着した胞子をそのまま、油浸100倍レンズの下でみた(a)。つぎにカバーグラスの縁にスポイトで水を注いだ(b)。フロキシンを追加しても特に見え方に変化はない(c)。もう一枚のカバーグラスをメルツァー液でマウントした(d)。非アミロイドだ。油球らしきものが顕著に見られることと、単なる卵形ではないことが興味深い。
 ちなみに、今日の顕微鏡写真は三眼部にCOOLPIX990をアダプタで固定しリモコンで撮影。一方、以前とりあげた胞子などの映像(2002年5月)は単眼顕微鏡の接眼部に同910を押しつけて撮影。目で見えたとおりには写っていない。今夜は外泊ゆえ、明日の雑記はお休み

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