2005年6月3日(金)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
 さいたま市の秋ヶ瀬公園には相変わらずきのこの姿がほとんど無い。ウッドチップからもほとんど何もでていない。こんなことは珍しいが、アミスギタケだけはどこにでもみられる(a, b)。ふだんあまりていねいに見ることは無かったので、久しぶりにアミスギタケを覗いてみた。
 胞子紋は白色だとばかり思っていたのだが、わずかにクリーム色をおびている(c)。胞子は細長く油球のようなものがみえる(d)。メルツァーを加えると内部は見えなくなる(e)。傘裏の網状の凸部分をわずかに切り出した(f)。縁には子実層が整然と並んでいる(g)。
 しばらく放置していたらマウント液の水がほとんど乾いてしまった。そのまま3%KOHをたっぷり加えると組織がバラバラになって、担子器があちこちに散らばった(h, i)。2菌糸型で、薄膜の原菌糸にはクランプがあり(j)、厚膜の骨格菌糸はあちこちで分岐している(k)。

日( )
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