2005年7月14日(木)
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
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 昨日早朝千葉県の海浜を観察してきた。内房と外房の浜5〜6ヵ所を見たが、いずれも新しいケシボウズは全く発生していない。他に見られたのはカヤネダケスナジクズタケのみ。
 内房富津市の浜では数ヶ月前に出たと思える小さなケシボウズが2タイプみられた(a〜e)。孔口が筒状のタイプはTulostoma brumaleかT. kotlabaeのようである(a〜c)。もう一方はT. striatumのようだ(d, e)。これは数週間ほど前に発生したらしく、頭部の一部だけわずかに顔を出していた。
 外房の浜では、数ヶ月前に発生したらしき個体もなければ、ミイラの姿さえひとつも見られなかった。ただやたらにカヤネダケばかりが目立った。特にカヤネダケの若い小さな菌は、ちょっとみたところケシボウズそっくりなのでダマされやすい。

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