2005年9月28日(水)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 昨日はただ生態写真と切断面だけしか載せなかったので、ベニハナイグチの検鏡データを載せておこう。胞子紋にカバーグラスを載せただけの状態(いわゆるドライマウント)(a)と水で封入(b)した場合とでは、全体のサイズやらQ比(縦長/横幅)がかなり違ってくる。
 管孔部実質の菌糸(c)を確認してから、孔口周辺をみた。縁には棒状のシスチジアがみえる(d)。柄に近い部分にはKOHで濃色に着色されるシスチジアもある。管孔部の側にもシスチジアがあり、これは縁シスチジア(e)よりやや小さめであった。傘表皮は細長い菌糸組織からなる。型通り担子器も基部まで確認した(f)。
 これらの顕微鏡写真はCOOLPIX990を使った。以前950を使っていた時はリモコンが使えず、シャッターを切るときに気を遣ったが、990ではその問題は解決した。ただ、リモコンを継いでスイッチオンにすると、しばしば起動までにかなり待たされる。これも不具合なのだろうか。
 今日は午前中にLAN環境を復活されて、数ヶ月前の状態に戻してしまったPCの各種設定を数日前と同じ状態に整備しなくてはならない。メールを普通に使える環境の確保が最優先だ。

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