2005年10月17日(月)
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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 昨日遠州灘の砂浜を歩いてきた。浜松市から御前崎市にわたる浜のうち、浜松市の中田島砂丘、福田町の浜、大須賀町の浜、御前崎市の浜岡砂丘の4ヵ所を重点的に夜明けから日没まで見て回った。帰宅したら走行距離は700kmを上回っていた。何種類かのケシボウズタケ属菌を中心に、ドングリタケ、カヤネダケ、ハラタケ科のきのこなどが多数みられた。
 さる7月2日に同じ場所を観察したが(雑記2005年7月3日)、その折りにはケシボウズタケ類はわずかの数のミイラを見ただけだった。この3ヶ月半ほどの間に、福田町の浜以外の地域では、かなりの数のケシボウズタケ類が出ていることがわかった(a〜f)。
 出会ったケシボウズ類の数は、ナガエノホコリタケTulostoma fimbriatum var.campestre(e, f)、T. adhaerensと思われるもの(c)各々数百、T. kotlabae、ケシボウズタケ T. brumale 各々数十、その他百数十個体ほどあったろうか。それらのうち計200個体ほどの標本を採取した。
 不思議なことに、福田町の砂浜では、一個体のケシボウズタケ属も見ることができなかった。これは7月2日にも同じである。その他の地域では、7月3日以降に発生したと思われる子実体があちこちに群生していた。ただ、発生直後の個体は少なかった。

日( )
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