2006年5月29日(月)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 雨の日光を歩いてきた。埼玉県川口市の自宅を出るときはかなり強い雨が降っていた。日光でも事態は変わらなかった。朝のバスには他には一人も乗客がなく貸し切り状態だった。雨具上下を着て、リュックにはカバーを被せ、傘をさして歩いた。
 キイロスッポンタケが多数群生していた。雨のためにグレバがすっかり洗い流されてしまったものが多い(a, b)。ホシアンズタケもようやく顔を出しはじめた(c, d)。雨のせいかヒダキクラゲがやたらに目立った(e, f)。オオシャグマタケは成熟個体がわずかにみられたが、テンガイカブリやオオズキンカブリはもはや一個体も見られなかった。
 ヒラタケが多数でていたが、タモギタケは最初の発生が終わって、次の幼菌が多数出始めていた。10年ぶりくらいに若いマスタケを食用に持ち帰った。カンバの老木が倒壊して、その高い所についていたカバノアナタケの菌核が一面に散乱していた。大きなものは優に100Kgはある。20Kgほどの塊を持ち上げてみたが、とても持ちかえる気にはならなかった。
 カメラをリュックから出すことは遂になかった。雨具のポケットに入れた簡易カメラが唯一の撮影機材だった。午後の早い時間帯に帰宅していた。

日( )
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