2006年6月22日(木)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 川越市の保護林に色鮮やかなヒイロベニヒダタケが出ていた(a, b)。胞子(c)を確認した後でヒダを切り出した(d)。この仲間のヒダは潰れやすくてなかなかうまく切り出せない。ヒダ実質は逆散開型である(e)。子実層をみると側シスチジアが見える(e)。フロキシンで染めるとはっきりする(f)。まずはこれだけをバラしてみた(g)。
 ヒダの先端をみると、薄膜の縁シスチジアが密集している(h)。これは軽く押しつぶしてフロキシンで染めてみた(i)。担子器はとても脆くて、なかなか形の整ったものは見つからなかった(j)。傘表皮の鮮やかな色は、真っ白な傘肉とは明瞭に区別できる(k)。傘上表皮の組織は、子実層状被で、傘色を特徴づける色味を帯びている(l)。

日( )
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