2006年9月22日(金)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 さる9月13日に群馬県からアンドンタケのタマゴを持ち帰った(雑記2006.9.15)。腐敗防止のために、タマゴを紙袋に入れたまま冷蔵庫の野菜ケースに入れておいた。翌々日早朝(9/15)には狭い紙袋の中で窮屈な姿で開き始めていたので、あわてて紙コップに移し替えた
 その日以降、紙コップの上半分を切り除いたものに、開き初めのアンドンタケを据えて、上に透明な容器を被せて冷蔵庫に保管しておいた。今朝みると良い状態をそのまま保っている(a)。プラスチックの蓋を取り除いてみると、新鮮な状態をそのままである(b)。参考のために胞子(c)、子実体の腕(d)、タマゴの皮表皮(e)を並べてみた。組織中には至るところにクランプがある。腹菌類は冷蔵庫の中で案外長持ちするのかもしれない。

 今日は昼から、神奈川県小田原の命の星・地球博物館。11月15日まで、特別展「ふしぎな生きもの 菌類〜動物? 植物? それとも?〜」が行われている。関連講座として「キノコの分類学セミナー中級編」(13:30〜14:30)もある。


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