2006年12月6日(水)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
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 何年間も長いこと借りていた実体鏡(a)を返却することになった。撮影する場合は、この実体鏡の接眼部にデジカメを押し当ててシャッターを切っていた。返却は新たな実体鏡(b)を入手したからであるが、使い慣れた道具には愛着がある。手作りの実体鏡(c)はレンズがお粗末で傷もあるので、撮影などには馴染まず、おもに解剖専用に使ってきた。
 実体鏡が無くても、きのこのミクロの観察にはほとんど支障はない。しかし、顕微鏡が無いとたちまち大きな支障が生じる。しかも、対物レンズは油浸100倍が必須である。40倍までだと、胞子の表面模様などがわからないことが多い。
 しかし、コケの観察では、実体鏡がないとかなり困ることになる。顕微鏡は対物40倍まであれば十分であり、使用頻度が高いのは対物20倍までだ。コケを始めてたかだか5ヶ月にしかならないが、顕微鏡よりも実体鏡の方が使用頻度が高い。

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