2007年7月29日()
 
一眼デジカメと顕微鏡 (2)
 
 顕微鏡撮影専用として購入したNIKONのD100で苦戦中だ(雑記2007.7.21)。機器に装着するまでは、よかったが、最適な条件で撮影するために悪あがきを続けてきた。なかなか、納得のいく影像を得られない。合焦位置、露出の設定が思い通りにいかないためだ。
 古い撮影装置ということもあり、フィルム感度やシャッター速度などを設定するコントロールボックスは大型弁当箱といったイメージだ。COOLPIX990がとても小さくみえる。MANUALとAUTOMATICを選択できるが、コントロールできる範囲は少ない
 NIKONからは、デジタル方式の顕微鏡撮影装置が何種類か販売されているが、いずれも非常に高価である。コントローラ一体のコンパクトタイプで定価50万円、コントローラを分離したシステムでは80〜100万円。おのずと、古い銀鉛用撮影装置を流用して工夫するしかない。

 フィルム式の専用ボディと一眼デジカメとでは、ボディの厚みが異なる。つまりレンズ面から結像面までの距離が異なる。そこで、合焦位置の調整には、何通りかの厚みのスぺーサーを手作りして、撮影専用レンズ(CFレンズ)の装着位置を調整した。
 顕微鏡写真の撮影装置は、カメラを開放状態にしてコントロール装置側でシャッターを切る。一眼デジカメの場合、マニュアルでBULB(開放)にして、コントロール装置側でシャッターを切ることになる。しかし、手元の旧式撮影装置ではこれがなかなかままならない。


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