2007年9月22日()
 
冠水の後遺症
 
 さいたま市の秋ヶ瀬公園は荒川の河川敷にある。先の台風で園内の広い範囲にわたって冠水したが、いまだにその後遺症から抜け切れていない。2時間ほど園内を歩き回ったが、一部の硬質菌を除けば、ほとんどきのこの姿がない(e)。植物の葉は、土砂に洗われた証拠を残すかのように、白い砂粒に覆われている(a)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 ごくごくわずかにみられたのは、チャツムタケ属(b)、キツネノカラカサ属(c)、アセタケ属(d)だけだった。アセタケ属は誰かが引っこ抜いて捨てたのか、直立したものはみあたらなかった。
 例年だと、色々なきのこをみられる一体では、夏の暑さを反映してか、草木が背高く茂り、冠水で汚れた葉を曝し、あちこちでヒガンバナが咲いていた(f)。

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