2008年1月30日(水)
 
標本の胞子で確認
 
 ニシキタケ[2005年9月](a)とオニイグチ[2006年6月](d)の乾燥標本(a', d')を使って、直筒+一眼デジカメ(EOS Kiss Digital)で、胞子を撮影してみた。いずれもピントが甘いが、比較のため、上段に当時Coolpix950で撮影した顕微鏡写真を並べてみた(b〜e)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(a')
(a')
(b')
(b')
(c')
(c')
(d')
(d')
(e')
(e')
(f')
(f')
 カサの一部(a', d')から、子実層を少しつまみ出して、70%エタノールをかけ、スライドグラスに残った胞子を撮影した。コリメート法による撮影では、同心円状の環紋が現れたが(b, c, e, f)、直筒+一眼レフのシステムでは、そういった環紋は現れない(b', c', e', f')。しかし、コリメート法でも一眼レフ撮影でも、得られる画像にほとんど差異はない。

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