2008年3月2日()
 
マユハキタケ
 
 昨日は千葉県の丘陵地帯を走り回っていた。海浜には全く近づくことなく、もっぱら山の中ばかりを歩いていた。あちこちに残雪が残っていることに驚いた。
 マユハキタケの大きな群落がみられた。数百個体がタブの洞のなかに何列にも並んでいた。切り株の断面には径2〜5mmの小さな子実体が無数についていた(e)。覗き込むと多数のマユハキタケの列が明瞭に見えるのだが、撮影しにくい場所のため全貌を捉えることはできない。つくづくと胃カメラが欲しいと思った。何枚も撮ればいくつかには写っているだろうと思い、三脚を閉じた状態にしてセルフタイマーをセットしては洞の底に突き刺して撮影した(a〜d)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 これほど多数のマユハキタケ子実体が群生する姿をみたのは初めてだった。背丈は1.5〜3cmほどある。腐りきってボロボロになったタブからは、何種類かの Mycena が汚れきった姿であちこちから出ていた(f)。周囲の倒木にはカラカラになったキクラゲ類が多数ついていた。

日( )
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