2008年7月27日()
 
毛むくじゃらの脚
 
 アマタケらしいきのこが落ち葉に群生していた(a, b)。このきのこは柄全体が一面に微毛に覆われることが大きな特徴とされている。したがって、まともな写真を撮るのであれば、幅狭く密なヒダと柄が表現されている必要がある。確かに柄の表面をルーペでみると、上から下まで毛むくじゃらだ。1本だけポケットにいれて持ち帰った。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 いつもと趣向を変えて、柄の縦断面(d)と横断面(e)を切って楽しんだ。ヒダの断面なども切ってみたが(f)、胞子紋は採らず、カサ表皮なども観察しなかった。
 今日は千葉菌の総会と観察会。会場の佐倉城址公園はわが家からはどうやっても行きにくく時間がかかる。当初公共交通機関を使うつもりだったが、二人分の交通費に驚いた。ガソリン高騰の今でも車の方がはるかに安く済む。これから出発だ。

 PV製簡易ミクロトームの製作がかなり遅れている。最終注文をされた方々には申し訳ないが、製品完成時期は今のところ、いつになるか皆目検討がつかない状況だ。


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