2008年8月6日(水)
 
NIKON直筒は入手したけれど
 
 NIKON顕微鏡三眼部に装着する直筒を入手した(a)。オリンパスのOM直筒と似たような用途に使われていたのだろうか。かなり古いものらしいが、直筒下部の筒外径と顕微鏡三眼部の筒内径はピッタリ一致する。マウントアダプタを介してオリンパスのE-410を装着してみた(b)。この状態で、すんなりと顕微鏡の三眼部に装着できる(c)。
 レンズと筒長の組み合わせがよいらしく、双眼部で焦点を合わせてシャッターを切ると、ほぼ正確にピントの合った画像が得られた。この直筒を使えば、弁当箱(コントローラ)とおさらばできると思ったが、そう簡単にはいかなかった。しっかり落とし穴があった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
 直筒の装着部のステンレス筒の長さがとても短い。いわゆる潜望鏡つき撮影装置のステンレス筒部と比較すると半分以下だ(d, e)。このため、三眼鏡筒部にしっかりと固定することができない。要するに不安定で日常的に装着したままの状態では使えない。ちょっと衝撃を与えたり、カメラに強く触れると、外れてしまう。結局この直筒も撮影用レンズと三眼部固定位置がうまく合う顕微鏡にしかつかえない。手持ちのニコン顕微鏡ではダメだった。

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