2008年10月30日(木)
 
赤玉大松明と弘法筆
 
 福島県の海辺と山に菌類調査に行ってきた。海辺では多数のスナヤマチャワンタケ(a)やアカダマノオオタイマツ(b, c)が出ていた。スナヤマチャワンタケはこれからが最盛期となるようだ。浜に出たのが昼近くだったため、多くの腹菌類はしぼんだり倒れていた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 山のきのこは既にほとんど終わったようだ。かろうじて姿をみることができたのは、クリタケ、ニガクリタケ、トリュフの仲間(d)、チャナメツムタケ(e)、コウボウフデ(f)、ヒラタケなど数えるほどしかなかった。どれひとつ標本としては持ち帰らなかった。

 Windowsの不調で10月26日にメールをすべて失ってしまった。この間には重要な連絡や、海外の研究者とのやり取りも含まれていたが、もはやどうにもならない。20日時点のバックアップをもとに、それ以前のメールはとりあえず復活させることができた。最近はWindowsの不調が続いていて、いつ重要なデータを失うことになるのか、はなはだ心許ない。それもあって、このところ夜になるとしばしば外付けハードディスクにバックアップをとるようになった。


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