2008年11月2日()
 
栃木の山へ
 
 今日と明日の2日間、仲間6人で栃木の山に出かけるので、明日の雑記はお休み

 
 
ボルトナットミクロトーム
 京都のKさんから、ボルトナットでできた簡易ミクロトームをいただいた(a)。パーツは4点だけからなり、いたって簡単だ(b)。比較的簡単に作れるが、タップを使った雌ねじの加工がちょっとやっかいかもしれない(c)。長尺ナットの先にはワッシャを接着してある。
 先に紹介したPV製簡易ミクロトーム(雑記2007.8.7同2007.6.6)、使い捨て注射器を利用した簡易ミクロトーム(同2006.11.23)と一緒に並べてみた(d)。これをみると、比較的小型なので携帯には便利、多少乱暴に扱っても全く問題なさそうだ。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
 構造はシンプル、製作は比較的容易、紛失してもさほど痛手はない、とよいことばかりのようだが、実力のほどはどうだろうか。PV製と比較すると使い勝手にやや難点はあるが、注射器製のものよりもはるかに安定して切り出せる。慣れると楽に35〜50μm厚の切片を切り出すことができる。ピスを固定するネジの締め加減と、ボルトの送り出しに若干の慣れが必要か。

日( )
HOME