2009年3月23日(月)
 
せめて人並みの記憶力が・・・
 
 今朝はあらためて、わが身の記憶力の悪さを痛感した。小学生時代からずっと人並み外れて記憶力が悪かった。かけ算の九九が覚えられず、教員からはいつも罵られていた。その後も生物とか歴史といった記憶力が必要な科目では、常に「おちこぼれ」だった。

 まわりの友人・知人らが動植物の名前を次々に覚えていくのがとても不思議だった。友人等は、1603年(江戸幕府開設)を「人群れ騒ぐ江戸の町」といった語呂合わせで暗記していたが、それすらできなかった。記憶するという能力が根本的に極度に欠如しているのだ。先天的な機能障害なのだろう。それを自覚できるようになったのは成人になってからのこと。

 昨夜、スジゴケ属だろうと思って採集した植物体を観察した。顕微鏡を覗いたとたんに、以前どこかで見たことがあるという思いを強くした。しかし、それがいつのことだったのか、さらに、この植物体の正体が何だったのかは、どうしても思い出せなかった。
 今朝になって、2年前の1月頃に同じような植物体を採集して「こけ雑記」の「たわごと」に記したことを思い出した。改めてその日の雑文を開いてみると、「シダの前葉体だった!」というタイトルで、同じ植物体の観察結果が記されていた。


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