2009年6月28日()
 
きのこがない
 
 昨日、富士山(山梨県鳴沢村)、都民の森(東京都奥多摩)、智光山公園(埼玉県狭山市)など5〜6ヵ所を歩き回った。先週とは打って変わって、総じてきのこの姿は非常に少なく、出会ったきのこの多くは乾燥して干からびていたり、カビなどにおかされて変形していた。
 
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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(g)
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(h)
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(j)
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(k)
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(l)
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 富士山は思いの外残雪が多く、今週の山開きには雪を踏みしめて登頂することになりそうだ。二合目付近でウラジロモミの根元を掘ると、ツチダンゴなどの地下生菌が出てきた。落ち葉やコケの間をよく見ると、アカヤマタケ属(a〜f)やケコガサタケ属の小形菌がでていた。林道脇にはフミヅキタケ(g, h)やアミタケ(i, j)、アセタケ類、ベニタケ類が見られた。
 奥多摩湖周辺でも、都市公園の雑木林でもきのこは少なく、汚れたり干からびたイグチ類とベニタケ類ばかりが目立った。早朝の富士山は寒くて指先が凍えるほどだったが、低地は予想外に暑く、早めに富士山を下りてしまったことを後悔した。走行450km、油の浪費旅だった。

日( )
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