2009年9月24日(木)
 
日光のツキヨタケ
 
 日光ではツキヨタケはブナとミズナラからでる。先日も両者から若いツキヨタケをいくつか採集した(a〜e)。なぜか、これまで採集した日光のツキヨタケはいずれも発光しない。また、以前にも一度記したが(雑記2008.10.5)、カサ表皮はKOHをかけるとたちまち青色〜緑色に変色する(f)。乾燥標本でも数分待てば青変する。でも、ヒダや柄にKOHをかけても変色しない。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 保育社図鑑など、多くの図鑑には「担子器は4胞子をつける」と記されている(j)。しかし、じっくりと観察すると、たいていのツキヨタケでは2胞子性の担子器がかなり高い比率で存在する(h, i)。KOHで封入してみたカサ表皮には、青色〜緑色を帯びた菌糸が匍匐している。子実体のどの部分にもクランプが見られる。もちろん、カサ表皮の菌糸にもクランプがある(l)。

日( )
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