2010年8月12日(木)
 
久しぶりのニカワウロコタケ
 
 仲間4人で日光を歩いてきた。お盆帰省の前哨戦が始まっていたようで、早朝の東北自動車道には異常に車が多く、パーキングエリアやサービスエリアはどこも車で溢れていた。台風の接近で空は重苦しく雲が垂れ込めていたためか、日光の遊歩道に人は少なかった。
 バスは休日ダイヤ。きのこがよく発生していた。バスを降り歩き出してすぐ、ほぼ50m四方の斜面には色鮮やかなきのこで賑わっていた。眺め、撮影していると、いつの間にか1時間が経過していた。これでは先に進めないと思い、多くのきのこを無視して歩くことになった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 よく目立ったのはイグチ類、テングタケ類、モリノカレバタケ類だった。バスの窓からもすぐにわかったのはハナビラタケ(a)、久しぶりに出会ったのはニカワウロコタケ(b)。タモギタケ(c)、ホシアンズタケ(d)は最盛期を過ぎて崩れたものが多かった。カンバの倒木を広く覆っていたスギタケモドキは見事だった(e)。最も出会いの多かったのがヒメベニテングタケで、幼菌から成菌、老菌まで様々なすがたを見せてくれた(f)。濁った硫黄泉と引き上げ湯葉がよかった。

日( )
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