2010年11月12日(金)
 
久しぶりのケシボウズ
 
 昨日千葉県房総半島の内房の浜、外房九十九里の浜、茨城県鹿島灘の浜を一巡りしてきた。久しぶりにいろいろな種類のケシボウズタケ属 Tulostoma に出会った。多くは最近1ヶ月前から数日前までに発生したものらしい。どこでも圧倒的に多かったのがナガエノホコリタケ(a, b)、ついでケシボウズタケ T. brumale (c)だった。ウネミケシボウズタケ(d)は比較的少なかった。他にもT. kotlabae とおぼしき幼菌が多数出ていた(e, f)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 海浜砂地には他にもスナジクズタケに近い仲間、フミヅキタケ属のきのこ、スナヤマチャワンタケなどが出ていた。一方、アカマツ防風林には、ニセマツカサシメジはよく出ていたが、どこも松枯れがますます激しくなり、きのこの姿は非常に少なかった。
 埼玉県から海は遠い。家を暗いうちに出発して走行400Kmを走って帰宅したのは夕方だった。

日( )
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