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[メモ] ウィーン規約第36条改訂など 今朝の朝日新聞の記事によると、「メルボルンで開かれた国際植物学会議が30日、規約を改定した」、さらに「報告は紙媒体だけでなく、電子出版の論文も認めることにした」とある。 Figueiredo et al. は2010年7月に「ラテン語による記載または判別文を伴う義務」(現行規約 [ウィーン規約] 第36条)に関して様々な問題点を指摘し、次回の規約改正(2011年)においてラテン語規定を撤回する提案をしていたが、事前のメール投票では過半数以上が「ラテン語記載義務廃止」に反対だったと聞いていたので、意外でもあった。
昨今「自炊」と称して、書籍の背を断ち切ってバラバラにしスキャナーで読み込み電子ファイル(PDF)化することが流行っているようだが、それはさておいて今日は製本の話だ。 |
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最初に製本したのは「ギリシア語勉強中」(c, d)。これはネット上の学習サイト全体をまるごとダウンロードして両面プリントし、他サイトのHTMLファイルや自分のノートなどをまとめたもので、厚みは24mmとなった。サイトの丸ごとダウンロードには Website Explorer を用いた。この冊子を半年間、日常頻繁にかなり荒っぽい使い方をしてきた。結果は上々である。 コピーを袋とじでファイリングしてあった川村清一『原色 日本菌類図鑑』も製本した(e, f)。これまではZファイルにとじて利用していたが、喉の部分が読みにくいばかりか、しばしばバラバラになって困惑した。一方「とじ太くん」で製本したものは乱暴に扱っても崩れない。 表紙カバーが1枚120〜180円とやや高いが、クリアファイルやZファイル1枚100〜380円を考慮するとランニングコストは妥当といえる。自家縫製と背貼りの手作り時代のことを思えば、時間的ロスがなく初期投資の本体価格7,000円弱は決して高いとはいえない。 |
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