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先日乱暴にもハイイロシメジと書いて、その後ハイイロシメジ近縁種と修正したきのこについて、メモをアップしておくことにした(雑記2011.9.24)。嵐のため表皮の一部が強風で削り取られてしまった群れもあった(a)。若い菌では柄は中実だが、成菌になると中空になる(c)。胞子(e)は偽アミロイド(f)。シスチジアは縁にも側にもなく、ヒダ実質は並列気味に錯綜している(h)。
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菌糸にはクランプがあり、担子器の基部にも多くがクランプをもつ。カサ表皮には淡茶色の菌糸が匍匐したり立ち上がったりしている(k, l)。ハイイロシメジなどと同じカヤタケ属 Clitocybe のきのこには間違いないが、種名にまではたどりつけなかった。なお、今日の薄片切り出しなどは乾燥標本(d)から行った。胞子は先日カバーグラスに採取した胞子紋から得た。 | |||||||||||||
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